ナマった英語のリスニング―English around the World

 ナマった英語のリスニング

ナマった英語のリスニング


著者:中谷 美佐
出版社:ジャパンタイムズ
おすすめ度:
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カスタマーレビュー:

おすすめ度:無意味な努力 (2010-05-07)

英語が聴き取れるようになる,ということは英語の音の基本的な部分が完全に聴き取れるようになることである.
そうなってしまえば,いかなるなまりがあろうとも聴き取りに苦労することはない.
逆に,それでも聴き取れないようなものは英語ではない.基本を聴き取れるようになることが大切で,
なまりを手本に聴き取り練習をするのは本末転倒であり,かつ,無意味である.

おすすめ度:このCDブックは人種のるつぼ米国をCDとテキストで表現したかったのでは? (2008-01-22)

 このCD収録時間は計53分間。サン・フランシスコで英語圏8人と非英語圏(アルゼンチン、ドイツ、ロシア、ブルガリア、イラン、インド、韓国)7人の計15人からインタヴューしたものが、一人当たり平均3分聴けます。CDブックのタイトルが「ナマった英語のリスニング」ということで、各話し手の英語には聞き取り難易度が4つ星で表示され、「アクセント解説」で聞き取り上の注意等、Columnでは話し手の話題と関連した話題が書かれていて、読み物として面白いです。英語が今や英語圏といわれる国のネイティヴだけではなく、事実上の世界共通語、外国人とコミュニケーションをとるための必須ツールだということが、このCDブックを聞くと、よく分ります。ただ、残念なのは、最近、注目されているマレーシア、フィリッピン、中国等のアジア英語が収録時間の制限からか(?)収録されていないことです!!
 また、ここで注目すべきことは、英語圏からは米国人6人の話が収録されているのに対して、米国以外の英語圏は英国と豪州出身者が一人ずつだということです。広い米国はネイティヴの出身地によって、かなりアクセント(訛り)が違うことを聴いて知ることが出来ますが、それにしても少し多すぎます!これは恐らく、著者の「はしがき」の最後にもあるように、「多様な英語のアクセントに慣れて」もらうことだけでなく、いや、それ以上に「英語を母国語としない人々が、アメリカで第二外国語の英語を話しながら学び、仕事をし、自身をもって前向きに生活している様子を感じて」もらうことをこのCDブックで意図していながら、結果的には米国ネイティヴの多様性に著者の注意が行き過ぎたのではないかと思いますが、どうなんでしょう?このCDブックが意図した通りの出来なら、最近、注目されているアジアの英語をやはりもう少し紹介して欲しかったですねえ…

おすすめ度:聞き流しにいいかも (2007-08-20)

想像よりもおとなしいなまり方だった。だいたい聞き取れた。
母語が英語圏以外の英語をきくと、ちいさな癖が反映されてておもしろい。
解説の部分は、多少読みにくいかな。

おすすめ度:面白い。もう少し難しくても良いかもしれない。 (2007-06-09)

この本の考え方はユニークかもしれないが、理にかなったものである。少なくとも「ネイティブ・スピーカーのように」といった空疎な念仏を唱えるものとは一線を画している。
実際、日本人が英語を使う場面はさまざまで、どのような英語が降ってくるか分からない。だから真似をする必要はないが、どのようなバリエーションがあり得るのかを知っていることは英語が使える範囲を拡大するのに役立つ。反対に、バリエーションの分布を知ることで、自分が話す時にどの程度の「誤差」が許されるか、どの程度の誤解を生む可能性があるかについて現実的な目安を得ることができる。こうした観点から本書は貴重な材料を提供している。
英語圏、非英語圏からのスピーカー15人へのインタビューがCDに録音されている。音声上の特徴(個別のスピーカーだけでなく、そのグループ全体の特徴も)、内容の説明、文化的背景、トランスクリプトなどがある。
音声上の特徴の解説は少し専門的で、評者は妥当性をすべて検証する能力を持ちあわせないが、概ね分かりやすい。
それぞれのスピーカーには聴き取りの難しさがランク付けされている。これは聴く人のこれまでの英語経験などで少し違いが出てくるだろう。全体的な印象は「思っていたより大変ではない」というところか。これは、スピーカーが現実にアメリカ(サンフランシスコ)に生活していて、それも多くは長期間にわたっているからかもしれない。いずれにしても、面白い試みで続編を期待する。その際は、地域的、レベル的バリエーションもさらに増やしてほしい。

おすすめ度:がんばれ!ジャパングリッシュ (2005-06-18)

~英語は非常に包容力のある言語で、世界中にはいろいろな英語があり、
それぞれが立派に市民権を得ています。
そういった意味で米語も方言のひとつなわけですが、その割には、
「rは巻き舌でないと通じない」、「thは舌を噛んで」、
「appleはえぇあーっぷぅ、と発音する」などという、
米語のみに偏った「神話」が日本を席巻しているのは不思議です。
英語~~が聞き取れるようになりたかったら(+話せるようになりたかったら)、
このような教材を利用して、さまざまな英語のバリエーションに
馴れることが大事です(私の持論です)。
これは、洗面所で、水が渦巻きながら中心の排水口に向かっていく様子と似ています。

こういった意味で、本書/CDの企画は、たいへん高く評価できると思います。
ただし、15~~人のインタビューのうち7人は非英語圏の方で、
アクセントも内容も興味深いのですが、
難を言えば、いずれも現在、北米に住んでいる(働いている)方々なので、
それほどアクセントがきつくない印象です。おそらく米語に馴化してきているのでしょう。
会話は全体的に若干ゆっくりめです。
話し方は、台本を棒読みしている訳ではありませんが、
全く自~~然な会話というにはちょっと無理があるように感じます。

録音時間は全体で50分と、ちょっと短め。
CD1枚には70分程度入るのですから、もっと貪欲に中国、香港、アフリカ諸国、
フランスなども取り入れてくれると嬉しかったですね。
もし次作を企画するのであれば、若者の口ごもったような英語、
子どもたちのみずみずしい英語などのバリエーション~~を期待したいですね。
物足りなさが引っ掛かりますが、他に類書がない点で購入を決心しました~


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